優先順位
わかっていたことだ
向こうにトラブルがあった
僕もトラブルがあった
その場合の優先順位はどちらなのか
僕は身を引くしかない
ただただ
人でなしになりたくないだけだ
ただただ
負い目を感じたくないだけだ
心情に波が生じて
苦しくて悲しくて
鬱状態であっても
これからは、1人で立たなければならない
むしろ、その考えこそ
間違っていたのかもしれない
1人で立つのは当たり前で
寂しさなど
苦しさなど
僕の漠然的な悲しみなど
付き合っていようと
他人なのだから
些末ごとでしかないではないか
理解していたはず
心を委ねすぎた弊害だろう
僕は全てを諦めなくては
その努力をしよう
助かるとか
安らぐとか
そういうものは
無くて当然だと思わなくては
この先苦しいのは僕自身なのだから